はじめに
こんにちは!マグロです!最近政治に関して調べものをしているとサジェストに「政治資金パーティ」というものを見つけました。政治家を労わるパーティでもするのかなと最初は思ったのですが、どうやらちゃんとした目的があって行われていたようです。今回はパーティがどういうものなのか、裏金問題とどう関係があるのか見ていきましょう!
政治資金パーティとは
簡単に言うと政治の派閥、会派が活動するための資金を集めるパーティのことです。
仕組みとしては
- 一枚2万円ほどのパーティ券を企業や団体に売りさばきます
- パーティをします。
- パーティ券の売上ーパーティ準備にかかった費用=政治活動の資金
という流れとなります。
白か黒か
この行為自体は法律で企業、団体が買いすぎるとデメリットが課されてしまうようになっており、公平ではあるため法的にもOKとなっていますよって悪い行為ではありません。ではなぜ裏金問題と関係があるのか、次の項目で解説していきます。
裏金問題との関係

この図は先ほどのパーティ券購入の流れを表したものですが、ただ企業・団体に売るのではなく議員にノルマを課し、その分販売を行っています。ただ、図にもあるように購入者が多くなった場合ノルマを超えて売らなければなりません。そうすると派閥、会派はたくさん売ってくれた議員にボーナスとしてノルマ超過分のチケット代金をそのまま議員の収入として給付します。
例えばノルマ300枚(チケット1枚2万円)を課された議員がある企業・団体に500枚分売りさばきます。
ノルマを超過したため計算すると
(500ー300)×20000=4000000=議員の収入となるわけです。
当然こんなに収入をもらったら税金もそれなりにかかってしまいます。今回の裏金問題はこの収入を帳簿に書かず、脱税していたことが原因となっています。
おわりに
せっかく制度自体議員のやる気を上げさせるいい制度だったのに、こんなズルをしているとなると規制が厳しくなって自分の首を絞めることになってしまうのは本当によくないことだと感じます…やはり国民の模範として行動してほしいかぎりですね…!
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